ウエストマール・トリプル(#ビール感想 #ベルギー #修道院)
こんにちは。アル忠です。
皆さん突然ですが、「修道院」と聞いて何を思い出しますか?
シスター?
マカロン?
それともマノリア修道院?
ビールを語るにおいて実は修道院は欠かせないのです。
まず本日ご紹介するビールはこちらです!
【ウエストマール・トリプル】Westmalle Tripel
(ベルギー/エール/トラピストビール)★★★★☆
飲みやすさ4・キレ3・コク3・苦味5・甘味3・酸味3・香り3
今回はまず「トラピストビール」についての説明から(うんちく長め、書くの辛め…)
最初の方はまさに歴史なので、とってもざっくりと・・・
ヨーロッパでは中世の頃、飲用の水を確保する事が難しく
ワインやビールを変わりに修道院で作り、振舞っていたそう。
ベルギーのシメイが11世紀ごろに作り始めたのをきっかけに、
色々な修道院がビールを醸造し出しました。
普及しだしたころ、認証を得た修道院ビールだけを「トラピストビール」と名付け、
それ以外のビールを「アビィビール」と分けることになったそう。
ちなみに現在「トラピストビール」を名乗ることが許可されているのは
ロシュフォール - (サン・レミ修道院、ベルギー)
ウェストマール - (聖心ノートルダム修道院、ベルギー)
ウェストフレテレン - (シント・シクステュス修道院、ベルギー)
シメイ - (スクールモン修道院、ベルギー)
ラ・トラッペ - (コニングスホーヴェン修道院、オランダ)
オルヴァル - (オルヴァル修道院、ベルギー)
アヘル - (アヘル修道院、ベルギー)
のみだそう!というのがトラピストビールの歴史でした。
そして私がこんな歴史を学んでみて、大体のビールを飲んだのですが
その中でもトップクラスに美味しいと思ったビールがこの「ウェストマ―ル・トリプル」なのです!
感想としては、後味に非常に苦いホップとアルコールの味を感じます。
が飲み口は甘く、ゴールデンエールの様な飲みやすさも併せ持つビールです。
とてもドライでフルーティーなビールで甘味、旨味、苦味のバランスが整った複雑な味わいです。
「トリプル」というのは濃いビールの総称なのですが、こちらも9.5%と高アルコールビールです。飲みごたえ抜群!!w
日本だと、シメイやオルヴァルが比較的手に入りやすいですが
機会があればぜひ、ウェストマールも試してみては如何でしょう。おすすめです。
それではこれにて乾杯。
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