「30代オトコのおうち遊び~酒とゲームと健康と~」

年間300本以上の世界のビールを飲む吞兵衛ゲーマーが①ビールとマリアージュの紹介②レトロゲームの思い出紹介③ビアレストランや飲み会と健康にまつわる小話などをゆるく書きとめてまいります。

ウエストマール・トリプル(#ビール感想 #ベルギー #修道院)

こんにちは。アル忠です。

皆さん突然ですが、「修道院」と聞いて何を思い出しますか?

シスター?

カロン

それともマノリア修道院

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ビールを語るにおいて実は修道院は欠かせないのです。

まず本日ご紹介するビールはこちらです!

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【ウエストマール・トリプル】Westmalle Tripel
(ベルギー/エール/トラピストビール)★★★★☆
飲みやすさ4・キレ3・コク3・苦味5・甘味3・酸味3・香り3

今回はまず「トラピストビール」についての説明から(うんちく長め、書くの辛め…)
最初の方はまさに歴史なので、とってもざっくりと・・・

ヨーロッパでは中世の頃、飲用の水を確保する事が難しく
ワインやビールを変わりに修道院で作り、振舞っていたそう。
ベルギーのシメイが11世紀ごろに作り始めたのをきっかけに、
色々な修道院がビールを醸造し出しました。
普及しだしたころ、認証を得た修道院ビールだけを「トラピストビール」と名付け、
それ以外のビールを「アビィビール」と分けることになったそう。
ちなみに現在「トラピストビール」を名乗ることが許可されているのは
ロシュフォール - (サン・レミ修道院、ベルギー)
ウェストマール - (聖心ノートルダム修道院、ベルギー) 
ウェストフレテレン - (シント・シクステュス修道院、ベルギー) 
シメイ - (スクールモン修道院、ベルギー) 
ラ・トラッペ - (コニングスホーヴェン修道院、オランダ) 
オルヴァル - (オルヴァル修道院、ベルギー) 
アヘル - (アヘル修道院、ベルギー) 
のみだそう!というのがトラピストビールの歴史でした。

そして私がこんな歴史を学んでみて、大体のビールを飲んだのですが
その中でもトップクラスに美味しいと思ったビールがこの「ウェストマ―ル・トリプル」なのです!


感想としては、後味に非常に苦いホップとアルコールの味を感じます。
が飲み口は甘く、ゴールデンエールの様な飲みやすさも併せ持つビールです。
とてもドライでフルーティーなビールで甘味、旨味、苦味のバランスが整った複雑な味わいです。
「トリプル」というのは濃いビールの総称なのですが、こちらも9.5%と高アルコールビールです。飲みごたえ抜群!!w

日本だと、シメイやオルヴァルが比較的手に入りやすいですが
機会があればぜひ、ウェストマールも試してみては如何でしょう。おすすめです。

 

それではこれにて乾杯。


 

 

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